
先に結論から言ってしまうが
黒髪にしていないからという理由で美容学校の面接に落ちるという事はまずありえない。
そもそも美容師が黒髪の人の方が少ないわけだし、美容学校でも実習で生徒同士の髪をカラーリングする事は多々ある。
髪を染めているからこの子は本校に入学する資格は無いと判断するのは完全に筋違いだ。
つまり、面接の際には茶髪で行ったとしても特に問題は無い。
もしも茶髪で面接に行き、落ちてしまったとしたら
それはあなたの髪色ではなくあなたの清潔感の無さや言動が悪い印象を与えてしまったのだと思う。
今日はその辺について詳しく説明していきます。
悪印象を与える原因とは?
清潔感が無く、悪印象を与える言動と言うのはどうゆう事なのか?
それは大体以下の3つが当てはまる。
髪の毛ボサボサ

あなたを面接する先生は少なからず美容業の経験があるプロフェッショナルだ。身だしなみの清潔感に関しては非常に厳しい。
美容師は女性相手の商売。それゆえに清潔感は命。
そんな中で、あなたが
【髪の毛ボサボサ】
【金髪にした根元の部分が伸びまくってめっちゃプリン】
【髪色も褪色しまくって汚い、ムラだらけ】
だったとしたら
これは間違いなく減点の対象になるだろう。
髪を染めているからまずいのではなく、あなたの汚らしさが問題なのだ。
これでも【本当の清潔感が正直よくわからない】というのであれば
メンズなら髪を短髪にして耳を出して黒髪に。
女子は当日サラサラになるまでストレートアイロンをかけて黒髪にして清楚にする。
というように、どこの面接に行っても無難な感じにしてしまうのが良いだろう。
着こなしがだらしない

美容学校の面接はちょっと変わっていて、【私服で来ても大丈夫だよ】という所も結構ある。(実際は制服で面接に来る人が圧倒的に多いが)
だって、美容師がそもそも仕事中にスーツなんて着ていないのだから。
ただ、ここでも髪の毛と同じように清潔感が重要視される。
制服で来たのであれば、当たり前だが
高校生特有のイキリファッションは減点の対象だ。
【ワイシャツのボタンを開けて首元のネックレスをちらつかせている】
【腰パンして裾を引きずっていてボロボロ】
【ブレザーならネクタイがゆるゆる】
このようにいかにもバカ学校にいるイキリ少年っぷりを出してしまってはいけない。
女子なら、ギャルっぽさは極力消したほうが良いだろう。目のやりどころに困る超短いスカートなんかは避けた方が無難だ。メイクも別にすっぴんとか薄めにしていかなければいけないとかそうゆうわけではない。むしろメイクをしっかりやって可愛く見せる事は美容師としては重要なのだが、これも汚らしいバカっぽく見えるゴリゴリのメイクは避けた方が良いだろう。
例えば、美容院の美容師さんの中にアホ丸出しの田舎者キャバ嬢のような顔をした人がいると思いますか?
私が何を言いたいかと言うと
とにかく男子も女子も美容師として好感が持てるような身だしなみを心掛ければ良いのである。
私服だろうが制服だろうが
美容師に必要なのはとにかく清潔感だ。
上っ面だけでありのままを見せていない

清潔感というのはあくまで前提であり、当たり前の話。
美容学校の先生が最も重要視しているのは実はそんな所ではない。
あなたの内面だ。人間性である。
なぜなら今の時代、美容師として1番要求されるのがそこだから。
そもそも美容師になるために頭の良さや学力なんかは全く関係ない。馬鹿でもなれる職業だ。その事は下記のリンクにも詳しく書いたのでよかったら読んでみてほしい。
先生方はあなたの完璧なスピーチを求めているわけではない。
あなたのありのままの人間性を知りたいのだ。
それを変に繕って、
【え〜、私は、御校のように、オホンッ!、失礼しました。え〜、私は御校のような自由な校風と創造性に大変感銘を受けて、☆¥°○〒^×%<」々】
というようにいかにも台本を覚えてきたような棒読みの上っ面だけの奴を美容学校の先生は大変嫌う。
素直にあなたがその学校に入学したい想いをピュアな気持ちで伝えれば良いのだ。
ガチガチにかしこまってしまい、ろくに笑顔を見せられないような奴は正直美容学校の面接なんて受からない。
美容学校は個性が強くて陽気な生徒が多い。仮に入学できたとしてもそんな中で2年間生活する事は厳しいだろう。
まとめ
結局のところ、美容学校の面接に
髪を染めているかどうかなんてあまり関係がない。
重要視しているのは美容師として好印象を持てる清潔感があるかどうかと
あなたの人間性だ。
面接の際は変に繕ったりせずにちゃんとあなたという物を存分にアピールした方が良い。
台本棒読みの上っ面だけの自己アピールは百戦錬磨の経験を持つ面接官にはすぐバレる。あなたの本質を知る事ができないため、結局不合格になってしまうのだ。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
参考にしてもらえたら幸いです。
またお会いしましょう!それでは☆