美容学校

【実録】絶対に入ってはいけない美容専門学校

専門学校というのはあくまで個人のビジネスであり収益を上げるのが目的だという事は以前書いた下記の記事にも少し触れた。

https://hairmakesoichiro.com/beautyacademy-choice/

実際、金儲けをするためならどんな手法でも使う卑劣な美容学校は存在する。

私がかつて働いていた美容院のスタッフにも超ぼったくりインチキ学校を卒業した人間が数人いる。

神奈川県のとある田舎にある小さな美容学校だ。(実名は伏せるが直接問い合わせを頂ければ教えます)

私は、彼らに実際にあった学生時代の出来事の一部始終を聞いたが

他の美容学校では絶対にありえないような事が当たり前に行われていたようで、最初は正直耳を疑った。

これから美容師を目指す若者たちには絶対に入って欲しくないと心から願う。

この美容学校のやばい所とは?

異常な程に金を巻き上げられる。

美容専門学校に通う人は自主練をしたりコンテストに参加したりするためにその都度自分自身で材料を購入する事は珍しくないが、この学校はケタ違いだ。

なんと毎日国家試験練習用のカットウィッグを強制的に3台購入させられるらしい。

カットウィッグ一台あたりの相場は税込みで大体4400円。

1日4400円×3=13200円。

土日祝日を除き、1ヶ月の間で約22日間立て続けに購入したら

13200×22=290400円

年間で計算すると…

信じられない額になる。

美容学校の入学にかかる費用は大体300万くらいだが、それにプラスしてこの莫大な材料費が必要なんて事は普通じゃ絶対にありえない。

そもそも国家試験のカット練習のために必要な期間なんて大体半年くらいだ。在学中の2年間ずっとカットの練習をする必要なんかない。

なぜなら国家試験の課題であるヘアスタイルなんか美容師になってから現場ではクソの役にも立たないのだから。

この過剰なカットウィッグ代金の取り立ては間違いなく学校側の儲けが狙いとしか考えられない。

その学校に通っていた私の知人は卒業してからも莫大な借金を抱えて辛いアシスタント時代を過ごしていた。

美容と全く関係ない授業が多すぎる

美容師の専門学校に通っている中で、美術の授業だったり体育祭や親睦旅行、英語の授業など美容業とはあまり関係の無い事をやらされる事は多々あったが、それらは全てあくまで息抜き程度。普通は本業の修練に差し支えが出るほどまでやらされる事は無いのだが

この学校に関しては国家試験対策以外はなんと全て演劇の授業に当てられるという。

美容学校なのに、演劇?

これは一体どうゆう事なのか…

校長先生の独裁政権による理不尽な授業

この学校の特色は全生徒で40人ほどしかいなくてクラスも一つしかない。少人数制で授業を行うそうだが、なんと担任を校長先生(中年女性)自らが直々に受け持っている。当然の事ながら最高権力者である校長が実習のカリキュラムや教育方針などを全て決めているわけだが、そこで授業の一貫と称して演劇を生徒達に命じているのだ。

その演劇の内容というのは中年女性である校長先生がヒロインを演じるラブストーリーだ。校長先生の中でも1番お気に入りの男子生徒は恋人の男性役に抜擢され、それぞれ順を追ってキャストという物語の鍵を握る役に選ばれるそう。ちなみに校長先生の中で気に入られていない人ほど村人Aや動物などの地味な役に回されるそうだ。

完全に個人的な意向を100%主張した理不尽極まりない内容だが、逆らおうものならすぐさま圧力をかけられ自主退学へと追い込まれるらしい。

専門学校の学費は基本的に前払いや奨学金を利用して既に支払ってしまっている。今さら後戻りなどできない。こんなくだらない授業にも泣き寝入りして付き合わなければいけないのだ。

そしてこの演劇のための練習や準備は毎日終電近くまで学校に残され行われるという。普通の学校なら大体16時には全ての授業が終わり、自主的に残って練習などをしたとしても20時には必ず帰宅する。

こんな事が美容師になるための専門学校で許される事なのだろうか?

ジャイアンリサイタル

前述した演劇に加えて、定期的に校長先生の歌唱パフォーマンスを強制的に見させられるという課外授業が行われるそうだ。放課後に近くのライブハウスへ連れ出され、ひたすら校長先生のオリジナル曲を聞かされるらしい。その歌声が本当に聴いてられないくらいに酷いもので【ジャイアンリサイタル】と称されるそうだが、ここでも演奏中に流れる音楽に合わせてノリノリに踊らなければ評価が下がる。授業中のえこひいきの対象になるとの事だ。

信じられないだろう。

嘘だと思いますか?

これらは某レビューサイトから引用させて頂いた画像だが、私がこれまで説明した事は全て実体験者から聞いた本当にあった出来事だ。

ちなみに過去にはこれらの理不尽な教育内容に生徒およびその保護者が激怒し、訴訟問題に発展した事例もあったらしい。

まとめ

絶対に入ってはいけない某美容専門学校の実態とは?

  1. カットウィッグを1日3台も購入させられ、卒業後には莫大な借金を抱えることになる。
  2. 校長先生をヒロインにしたラブストーリーという演劇をするための練習や準備が日々行われ、毎日の下校時間は終電間近になる。
  3. ジャイアンリサイタルのような歌唱パフォーマンスを強制的に見させられ、これに対してノリノリに踊れない生徒は差別の対象となる。

いかがでしたか?

何度も言うが、今日話した某専門学校の話は全て実体験者から聞いた本当にあった出来事だ。

専門学校というものは将来夢を掴むための第一歩だが、入る学校を間違えてしまうとそこはもう地獄の入り口である。

最後までお読み頂きましてありがとうございました!参考にしてもらえたら幸いです!

それでは☆