髪の悩み

茶髪の高校生が黒染めせずに頭髪検査を上手く回避する方法とは?

高校生と言えば青年期に当たる時期だ。色々な事に興味関心を持ち始める年頃だと思う。

特に洒落っ気なんかは17、18歳くらいから著しく向上する。これは多分間違いないだろう。

私も実際そのくらいの歳の時に爆発的にファッションやヘアスタイルなどオシャレへの興味が湧いて来て校則違反なのは重々承知していたが若気の至りでピアスや茶髪を覚えて、しまいにはオシャレを永久的に楽しんでいきたいと思って美容師の道を選んだ。

だから今校則違反なのはわかっているがどうしてもヘアカラーへの好奇心が抑えられない高校生の気持ちも良く分かる。

先生に怒られてでも茶髪でいたいのだろう。

だが、うっとおしい事にあなたの学校では定期的に頭髪検査がある。だからこそ【何かいい方法は無いものか】と考え、ネットで検索しているのではないだろうか。

今日はそんなオシャレな若者のあなたに現役美容師の私からできる限り先生の目を誤魔化す方法を提案していきたいと思っている。

どうしても黒染めしたくない時に使える方法とは?

【黒染めしてしまうと髪は真っ黒。そこからもう明るくする事はできない。せっかく明るくしたのに台無しになってしまう。】と思っているから黒染めしたくないのだろう。

ならば一定期間を過ぎると徐々に色抜けしてくるカラーを使えばいいのだ。

これなら暗くしてもあなたの髪は永久に黒髪という事は無い。

具体的には以下の三つの方法だ。

カラーバターを使ってダークトーンにする。

カラーバターというのは通称カラートリートメントと呼ばれ、その名の通り内容成分の90%以上がトリートメントでできている。

そのため繰り返し使用しても全く傷まないし、むしろ手触りは良くなるくらいだ。ヘアカラーを繰り返し施術していて髪の毛が傷んでいるならかなり重宝すると思う。

このカラーバターはネット通販でも普通に買えるし美容院に行かなくてもセルフで使用できる。

色持ちも2〜3週間はキープできるので、頭髪検査の前にダークトーンのカラーバターを買っておいて前日に使用すればしばらくの間、先生の目を欺く事ができるだろう。

そして色抜けしてきてから先生に【なんだかまた髪の毛が明るくなってきたな】と注意されたら

黒染めしたんですが、なぜか抜けてきてしまったんですと言い訳すれば良い。

とりあえず試してみる価値はあるだろう。

濃厚なブルー系の色で暗くしてしまう。

【自分でセルフカラーするのが好きじゃない。】もしくは【ムラになりそうで怖い】というのであれば

カラーバターを扱っている美容院に行くのもアリだと思うが

【それがどこにあるのかわからない、近所の美容院には無さそう】というのであれば

どこか適当に美容院を探して

【濃厚なブルー系の色で黒に近くなるくらいに暗くしてください】と注文すると良い。

なぜ、ブルーかというと

そもそも青というのは色の系統で言うところの寒色系に分類される。この寒色系のカラーでも特に青色は彩度が濃ければ濃いほど黒っぽく色が沈む傾向にあるので、実際に黒染めをしてなくてもぱっと見、黒色に見えるのだ。(太陽光に透かすと染めているのがわかるが)

もちろん実際に使用している色は黒ではなく青なので、従来の黒染めと違い、数週間もすれば色抜けしてきてしまう。

こちらはセルフカラーと比べて当然お金はかかってしまうが、黒染めせずに抵抗するためには有効な手段だ。

ヘアマニキュアで染めてもらう。

ヘアマニキュアとは前述したような普通のカラーと違いアルカリ性ではなく酸性で作られているため、酸性カラーとも称される。

これは毛髪表面に色素を付着させるだけなので二週間もすれば色抜けしてきてしまう。カラーバターと同じように短期間でのカラーチェンジを目的に染めるというわけだ。

マニキュアは美容師の専門的な技術が無いと絶対に塗れないので必ず美容院で染めてもらう事にはなるのだが

これは大抵どこの美容院でも扱っているからすぐにできるとは思う。

しかし、ヘアマニキュアの最大のデメリットは色抜け後も多少なりと色素が残留してしまうのでそこからまた別の色でカラーリングしようとすれば濁りが発生して汚い髪色になる可能性がある。

できればこれまで説明したカラーバターやダークトーンの青で暗くしてしまう事が理想だとは思うが、それ以外でマニキュアを試してみるとしたらそのようなリスクがあるという事も頭の片隅に入れておいた方が良いだろう。

まとめ

高校生が黒染めせずに頭髪検査を上手く回避するための方法とは?

  1. カラーバターでダークトーンに染める。
  2. 美容院でカラーリングのオーダーをする際に濃厚な青色で黒っぽくなるように暗くしてくださいと伝える。
  3. ヘアマニキュアで暗い色を上から被せてしまう。

とにかく頭髪検査はいかに髪を暗くしてきた事をアピールして誠意を見せ付けられるかがポイントとなってくる。

そのためには今日お話したような事をやってみるのが良いと思うが

それでも先生の目を上手く欺く事ができなくて何度も何度も呼び出されてしまうようであれば、もう残された手段は

毎日黒染めスプレーをして登校していくしかない。

刈り上げ短髪男子ならこの方法でもそこまで手間では無いかもしれないが、ロングヘアの女子が毎日この方法を使うのは正直コスパが悪すぎる。そうなってしまったらさすがにもう諦めるしか無いだろう。夏休みや冬休みなど一定期間の間にカラーリングを楽しむしかない。

オシャレが好きな高校生の皆さんへ

健闘を祈ります。

それではこの辺で!

おしまい。