
ダイエット中というのは何かと制限しなければいけない事が多い。
そりゃ今より体重を減らすわけですから食べ物の種類も質もこれまでと変えていかなければいけないし、とにかく我慢が必要です。
そんな時に職場や身近な人達と交流している中で
突然お土産や差し入れなどでお菓子を渡される事はあるかと思います。
普通なら【嬉しい!ありがとうございます!】と言って喜ぶと思いますが
正直今のあなたにとって
ありがた迷惑でしょう。
せっかく自分が一生懸命ダイエットをしていて毎日欲望と戦っている最中、横槍を入れられるかのように邪魔が入るわけですから。
状況次第ではそのまますぐに食べなければ相手の気分を害してしまうかもしれないと気を遣ってしまう。
【今ダイエット中なので、いらないです】とキッパリ断れる人なら特に悩む必要はないが、それは言える人と言えない人がいると思います。
今日は
本当なら食べたくないけど食べてあげなければ相手に申し訳ないと考える優しいあなたのために
私も実体験を踏まえて
食べても出来る限り太らないような方法を解説していきたいと思います。
具体的な対策法とは?
これについては
①午前中から正午の時間に食べてしまう
②食べたらすぐに動く
③めっちゃよく噛んで食べる
という3つの対策を推奨したいのですが、その内容について詳しく解説していきます。
午前中から正午の時間に食べてしまう。

その場の状況的に可能であれば、どうせ食べるなら午前中から正午などできるだけ早めの時間に済ませてしまいましょう。
実際に私はダイエットを成功させてきた経験からわかるのですが
人間は早い時間に食べた物ほど早く消化されて体内に残りません。全て便になって排出してくれます。
朝起きてすぐでなくても、9時までに食べれば、お昼ごはんまでに消化されることで、エネルギーが効率よく補給できます。また、ごはん食だと、遅めの時間に食べても血糖値の上昇が緩やかで、低脂肪で消化にも負担をかけず、太りにくいのでおすすめです。
引用元:農林水産省
上記の引用文にも書いてありますが
ダイエット期間中(厳密に言うと今でもですが)は白米やパンなど糖質量が多く太りやすい物ほど朝ごはんにしっかり食べるようにして
その後は昼食、夕食と夜になるにつれて糖質量の摂取量が減るように食事する事を心掛けていたら見事に痩せる事ができたので間違いありません。
午前中から正午は多少食事量や糖質を多く取ってしまったとしてもまだ消化してくれやすい時間帯です。
是非とももらったお菓子を食べるならこの時間帯に済ませてしまいましょう。
そのお菓子をもらった時間帯が夜中などであれば、最初に少しだけかじる程度に食べて余ったやつはビニールに包むなどして明日まで持ち越すのです。
私も美容師という職業柄、夜中にお客様から差し入れをもらったりする事があったのですが、ダイエット中の時はそうやって対処してました。
本来ならばお菓子を差し出した相手に見えないところで捨ててしまうのがベストですが、なんせあなたは心優しい人です。そこに罪悪感を感じて悩んでいるのでしょう。
【食べてしまわないと申し訳ないと思う。しかし太りたくない。】と思うなら出来るだけ早い時間帯に食べてしまう事がリバウンドする危険性はかなり低くなります。
食べたらすぐに動く事

前述した早めの時間に食べてしまうという対策にプラスして
食べ終えたらジッとしているのではなくすぐに動いた方が良いです。近所の公園でも何でもどこでも良いのでウォーキングに行きましょう。
それをする事により、急激な体重の増加を防ぐ事ができます。
これはなぜかというと
食後は内臓の働きを活性化させるために、じっと身体を休ませておくのがよいと考えられがちです。しかし、ダイエットの視点でみると、食べた後に身体を動かすことは、太らないためにも有効なようです。
食後に血糖値が急上昇すると、体脂肪を溜めやすく、またお腹が空きやすくなるため、痩せにくくなってしまいます。なので、食後に身体を動かすことは、血糖値の急上昇を防いで太りにくくするのにオススメな方法です。
引用元:アサジョ
というように血糖値の上昇を抑えて脂肪の蓄積を阻止する事ができるわけです。
私は今回のケースのような止むを得ない事情でお菓子を食べてしまった場合には
この【食べたら即座にウォーキングしに行く戦法】を使っていました。
こうする事で食べてそのままジッとしているよりも遥かにマシです。
なんなら食べ歩きするくらいでも構いません。
食後はとにかく動いて血糖値を急激に上昇させないようにしましょう。
めっちゃよく噛んで食べる

【早めの時間帯に食べる事も難しい】
【食後にすぐウォーキングしにいく事も難しい】
どうしてもそのまますぐに食べなければいけないとなったらもう残された手段は一つだけです。
そのもらったお菓子、めっちゃよく噛んで食べてください。
ポテチを一枚かじるのも、アゴがくたびれるくらいによく噛んで食べるのです。
一口食べるのに30回は噛みたいところですね。
なぜかと言うと
噛むことで満腹中枢が刺激されて満腹感を感じやすくなりますので、噛む回数が多ければ実際には少量しか食べていなかったとしても「たくさん食べた」と脳が思い込みます。脳が「たくさん食べた」と思えば、食欲にストップがかかり、食べ過ぎを防ぐことができます。ですのでより正確には、「少量でもよく噛んで食べれば、満腹感が得られて、ダイエットにつながる」といえるでしょう。
引用元:All About 健康・医療
このように少し食べただけでも脳が満腹を感じてくれるので
そのままエスカレートして食べ過ぎてしまうのを防げるんですよね。
私も過去に突然京都へ旅行へ行ったお客様から和菓子を差し出された時には
どうしてもその場で食べきらなければいけない状況だったので
普段だったら一口で5秒くらいで食べれそうな物なのに何十分も時間をかけて口の中でドロドロに溶けるまでよく噛んで食べて乗り切りました。
周りからは【こいつ男のくせに食べるの遅いなぁ〜】と思われていたかもしれませんが、関係ありません。
自分のダイエット中の身体を守るためなら全然ありです。正当な行為だと思います。
お菓子を食べなければいけない状況になったのであれば、【早く食べろよ】という視線を送られてもダイエットという目的のためには無視してじっくりよく噛んで食べるべきです。
まとめ
ダイエット中にお菓子を差し出されて食べなきゃいけない状況になってしまった時の対処法とは?
- 午前中から正午の早い時間帯に食べる
- 食後はジッとしていないですぐにウォーキングしに行くなど、とにかく動く。
- めっちゃよく噛んでゆっくり食べる
いかがでしたか?
これまで食べなければいけない状況になってしまった時の対処法を紹介させて頂きましたが
出来る事なら食べないのが一番良いです。それに越した事はありません。
断る勇気を持つ事もあなたのダイエットを成功させるために必要な事です。
それでは
検討を祈ります!