ヘアケアアイテム

アイビルカールアイロンを実際に使用してみた感想を現役プロがお答えします

アイビルのコテはよく【プロの現場で愛用される】と称されるのですが、これは本当です。

プロのヘアメイクさんが使用するコテの9割がこのアイビルで、その中でも32ミリと25ミリがよく愛用されていますね!

私も普段は美容師でありプロのヘアメイクでもあるのでわかるのですが、このアイビルのコテは本当に使いやすい

サイズのバリエーションも豊富で、小さい物から順に並べていくと

16ミリ、19ミリ、 25ミリ、 32ミリ、 38ミリと五段階に分けられるのですが

ぶっちゃけ私達プロは25ミリと32ミリ以外はほぼ使いません。

理由は38ミリはカールの持ちが悪く、16ミリと19ミリはカールの強さ的に扱いにくいからなのですが

正直私達プロだけではなく一般のお客様達の間でも32ミリと25ミリが一番よく使用されているそうです。

ですので、これからアイビルのコテを買おうと検討している人にはその二つのうちのどちらかで選んでもらうと良いかなと思うんですが

それぞれ巻きの強さの感じが結構違うので好みが分かれるかなと思います。

今日はその購入を検討されている方のためにこのアイロンの特徴と実際に使用して髪を巻いてみた感じを同時にお伝えしていきたいと思います!

AIVIL アイビル DH セラミック カールアイロンの特徴とは?

AIVIL アイビル DH セラミック カールアイロン 32mm

AIVIL アイビル DH セラミック カールアイロン 32mm 商品記号:4989550500290 8,800円

AIVIL アイビル DH セラミック カールアイロン 25mm

AIVIL アイビル DH セラミック カールアイロン 25mm 商品記号:4989550500283 8,800円

一番需要の多い25ミリと32ミリ。これらに共通している特徴を先にざっくりと三つ説明しましょう。

  1. 持ち手が非常に持ちやすい
  2. グリップが大きくて滑らない
  3. 先端の部分が太くて掴みやすい

という事。詳しく説明すると以下の通りですね!

①持ち手が非常に持ちやすい

持ち手の部分の表面に7本の隆起した線が入っていて、これがコテを巻いている作業中に滑り止めの役割を果たしてくれるので非常に安心できます!

私は特にヘアオイルなどのスタイリング剤を使用してから巻いたりするため、手が油分でヌルヌルしていたとしてもこのコテなら滑って落とす心配がないので安全性の面でも助かっています💦

②グリップが大きくて滑らない

持ち手だけではなくグリップというコテを開閉させる部分にも滑り止めが付いているんですが、この面積が広いため押すのがとっても楽!!

私なんか特に指が大きので長時間使用する時なんかはこれのおかげで指が疲れないんです!

プロの技術者が愛用したくなる理由の一つだと思います。

③先端の部分が太くて掴みやすい

私は右利きなのでコテを使用する時は右手で持ち手を持ち、左手の親指、人差し指、中指の3本でこの先端の部分を掴んで髪を巻くのですが

他のメーカーのコテと比べてアイビルはこの先端の部分が太くて掴みやすいので指が疲れません。

意外に思われるかもしれませんが、ここの部分の形状が細かったり短かったりすると使ってるうちに左手の指がしんどくなってきて滑っちゃう可能性があって危険なんです😓なのでこの部分は我々プロにとってはすごく大事。

ちなみに

  1. 設定できる温度100〜190度
  2. 火災防止のための自動電源OFF機能
  3. どこにでも置ける耐熱スタンド付き

上記のようなコテを扱う上で絶対的に必要なスペックは全て満たしております。

という事で

次は実際に32ミリと25ミリのコテでそれぞれ人毛のウィッグを巻いてみた感じを見ていただきましょう!

実際に巻いてスタイリングしてみた

今回検証に使用するのはこちらの人毛100%のブロンドウィッグ。

長さは実際の人で言うところの胸下のロングに値します。ブリーチカラーを数回繰り返しているため、かなり傷んでいて巻きが付きやすい状態

まずは32ミリから試していきましょう!

32ミリの場合

こんな感じです!

細かくしっかりめに巻いたのですが、これだけだとただの縦ロールなので、ざっくりと手ぐしを入れてほぐしていきましょう。

↓↓↓↓


巻いた後に手ぐしを入れれば

このように、ほどよいカール感で可愛らしい巻き上がりに仕上がります。

これが万人受けする32ミリのコテの巻き髪です。

ちなみにこれよりももっと緩く巻きたい方は32ミリより太い38ミリで巻くともっと緩く巻けるのですが、その分取れるのも早いのであまり実用的ではないです。私はあまりおすすめしません😅

続いて、25ミリで巻いた写真をお見せします。

25ミリの場合

こんな感じです。

25ミリは32ミリと比べて、直径が小さい分、必然的に回転数が上がるので縦ロールがかなり強調されているような巻き上がりになります。

ここからまた手ぐしを入れてほぐしていきます。

↓↓↓↓

このように手ぐしを入れても32ミリのコテよりカールがちょっとキツめです!

好みが分かれると思いますが、無難なのは32ミリです。

ですが、あなたの髪の長さがミディアムやボブくらいで、コテが細い方が巻きやすいというのであれば25ミリを選ぶのも全然ありだと思います!臨機応変に使い分けましょう!

現役プロからのアドバイス

これまで説明したようにアイビルは構造上、手が滑りにくくて持ちやすく非常に巻きやすいコテなんですが

髪へのダメージの配慮もしっかりされているのであまりにも剛毛な髪質の方に巻く時はコテの熱が髪の毛の内部まで伝わるのに少し時間がかかります。

ですので、もしも自分の髪が【カラーリングやパーマをしていないので傷んでいない。そして剛毛だ】という方は普通の人よりもきっとカールが付きにくいのでちょっと長めに熱を当ててあげる事をおすすめします!

まとめ

アイビルのコテは

とにかくコテを持つ手が疲れないという使用者に優しい作りになっているところで、ストレス無く長時間使い続けられるという事が愛される1番の理由だと思います。

正直悪い所なんて見つかりません。

だから美容師やプロのヘアメイクさんも皆愛用しているのです。

強いて言うならば

コテはメーカーによって220度まで温度が上がる物もあるのですがアイビルは190度までしか上がりません。そのため他社のコテに比べたら剛毛の人の髪を巻く時なんかはカールをつけるのに多少時間がかかる。

気になるところはそれくらいですね!でもそれはそれだけ髪への負担を少なくするための配慮とも捉えられるのでデメリットとは思えません。

私はアイビルのコテは32ミリと25ミリの両方を所持しているのですが、いつ壊れても大丈夫なようにスペアを一本づつ持っているので計4本持っています!

壊れたら修理に出してその間はスペアを使用してそれがまた壊れたら修理から戻ってきた物で代用して…というように永遠とアイビルのコテを使い続けているわけです。

私は特にアイビルに関しては信者レベルに愛用しています笑

あなたも一度使用してみたら私のように大ファンになってしまうかもしれませんね!!

おしまい⭐︎