美容師が教えるダイエット

1日1食ダイエットを夜だけ行っても絶対に痩せない理由とは?

1日1食ダイエットの有効性についての情報をどこかで耳にして聞いたりしているうちに

【これなら自分にもできるかも!】と思って実践してみる人は多いのですが

なかなか思ったような結果が出せずに

全っっ然痩せられないやん!!!って言う人も同じくらい多いのが現状です。

私は過去に3ヶ月で15キロ痩せた実績のある人間で、ダイエットの仕方についてはかなり自信があります。(その時に行っていた詳しいダイエット法は下記のリンクに)

私も現在この1日1食ダイエットを実行していて問題無く痩せていっているので

そのダイエット方法自体に信憑性が高い事は確かなのですが

あなたが痩せられない理由は

単純にやり方に問題があるからなのです。

今日はなぜあなたが1日1食ダイエットを夜に実践して痩せられないのか?ということと

一体どのようにしたら痩せられるようになるのか

私のダイエット経験に基づいて詳しく解説していきたいと思います。

なぜ痩せられないのか?

その理由として

①一番代謝が悪い時間帯に食べてしまっているから。

②食べている物が悪い可能性もある。

大体上記のような二つの理由が挙げられると思うのですが

これらについて詳しく解説していきます。

一番代謝が悪い時間帯に食べてしまっているから

1日1食ダイエットを夜に行う。←そもそもここに大きな間違いがあるのです。

午前中から昼間の間は何も食べずに19時以降など夜だけ1食にしたところで正直言って意味はありません。

なぜなら

一番エネルギーの消費が少ない時間帯に食べてしまっているからです。

*私たちの体には交感神経系と副交感神経系という、2つの大切な自律神経系があります。交感神経系は主に日中など体を動かしている時間に、副交感神経系は寝ている間などリラックスしている時間に、それぞれ活発に働いています。

*実は交感神経系の働きは、運動を行うことで活発になります。朝は交感神経系・副交感神経系の働きが入れ替わる時間帯なので、午前中に運動を行うことで、交感神経がスムーズに働くようになり、一日を通して交感神経の働きが高まった状態を作り出すことができるのです。

*昼食を食べると、少し眠たくなってきませんか? 実はお昼休みもおすすめの時間帯。眠気を覚ましながら、効果的に運動を取り入れることができます。そもそも交感神経の働きが活発化する昼はダイエット運動に適しています。短い時間でも毎日続けて運動することで、より結果につながりやすくなりますよ。

引用元:E PARKスクール

上記の文章はエクササイズを効率的に行うためにはどの時間帯を選ぶべきなのかという事についての物ですが、とにかく朝方から昼間の時間帯が一番交感神経が活発になりエネルギーの消費がされるためダイエットの効果が出やすいという事が明らかになっております。

人間の身体は午前中や昼間の間は腸の働きが活発になり脂肪の燃焼に深く関わりのある交感神経が優位に働くため、それなりにたくさん食べても案外太らないのですが、夜間は逆です。

夜は交感神経ではなく身体を落ち着かせてエネルギーの消費を抑えるための副交感神経というものが優位になりさらに腸の働きも昼間と比べて落ち着いてしまうため、脂肪の燃焼がされないので痩せにくいです。

よって、夜間のみ食事をするという行為には意味がありません。その時間も遅ければ遅いほどさらにダイエットには悪影響です。

あなたはきっと昼間はろくに何も食べずに就寝前の遅い時間帯だけ食事を取って痩せようとしていたのではないでしょうか?

もしそうだったとしたらその食生活はすぐにやめましょう。意味がありませんから。日中の代謝が良い時間帯に1食取る方が絶対に太りません。

夜間や就寝前の食事は脂肪として蓄積されやすくなるだけです。

食べている物が悪い可能性もある

夜だけ1日1食ダイエットは良くないので、脂肪の燃焼がされやすい日中に1食を食べるべきという事はお伝えしましたが

【じゃあ夜間はどんな事があっても絶対に何も食べてはいけないの?】と聞かれたら、別にそうゆうわけではありません。

正直私も過去のダイエット中、夜間に食事を取る事は多々ありました。

しかし

その時食べるものは本当に気を付けていました。夜遅ければ遅いほど人間は食べた物が脂肪として蓄積されやすいので血糖値が上がりやすい物や消化が悪い物は避けて、納豆や豆腐など太りにくい物を厳選して食べるようにしていたのです。

あなたが1日1食ダイエットに失敗していたのは食べていた物の種類が悪かったという可能性も十分に考えられます。

夜間に血糖値が上がりやすい白米や麺、パンなどの炭水化物をメインに食べていたのではないでしょうか?もしそうだったとしたらそれは確実に太る原因となります。

「血糖値が上がりやすいのは、カロリーが高い食べ物だ」そう考えている人が多いようですが、必ずしも正しくはありません。

一般的に、血糖値が上がりやすいのは、すぐエネルギーになりやすいごはんやパン、果物、砂糖などの炭水化物の多い食事と言われています。

引用元:大塚製薬

上記の文章は大塚製薬のサイトの一部を引用したものですが、血糖値が上がりやすい炭水化物を多量に食べると太ってしまうというメカニズムについてかなり詳しく書いてありました。

炭水化物を時間帯気にする事なく好き放題食べていても太らないのは10代の血気盛んな若者の学生だけです。彼らはそもそもの基礎代謝量が大人とは全然違うので。

夜間は絶対に何も食べるなとは言いませんが、せめて消化のいい物や糖質量が少ない物を選ぶなどの工夫をしていきましょう。

1日1食ダイエットを成功させるためには?

夜だけ1食にしたところで痩せるのは無理なので、1食を昼間に取った方が良いと先程説明しましたが

それは具体的にどのように行うべきなのか?という事も細かく知りたいですよね!

そこに関して現在私が行っている方法を紹介していきたいと思います!

1食をとにかくしっかり食べる

私が行っていた1日1食ダイエットで一番重要視していたのは午前中から正午などの毎日決まった時間に食事をするという事なのですがここでさらに重要なのは

その時の食事は出来る限りしっかり食べるという事です。

このダイエット方法のポイントはとにかく1日に一回しか食事ができないという事なので、この時にガッツリ食べておかなければ翌日の同時刻まで持ち堪えられません。中途半端な量では後々欲に負けて追加で食べてしまいかねないので出来る限りしっかり食べましょう。腹がパンパンになるくらいまで食べて大丈夫です。(それでも決まった時間に食べていれば太らないのでご安心ください)

ちなみに

その時に食べる主食はパスタがオススメです🍝

なぜかと言うとパスタは白米やパンなど他の炭水化物と比べてGI値という物が低く血糖値を上げにくい性質があるので太りにくいのです。

結論から先に述べれば、デュラムコムギ(durum wheat)によって作られる乾燥パスタは意外にGI値(※3)の低い食べ物だ(※4)。GI値が低いと血糖値が上がりにくく、インスリンによる血糖値の調整と糖の吸収のバランスが取れるようになる。逆にGI値が高いと食事中に急に血糖値が上がるため、インスリンも過剰に分泌され、糖を溜め込んで太りやすくなる。

つまり、パスタを食べても太らない、というのはそもそも間違ってはいないといえる。ちなみに、ジャポニカ米の脱穀白米のGI値が76なのに比べ、パスタのGI値は58でパスタのほうが白米より血糖値が上がりにくいことがわかる。小麦粉で作られた白パン(食パン)のGI値は70前後だ。

引用元:Yahooニュース

上記のように科学的な研究結果として証明されているのですが

毎日毎日パスタを食べていたらさすがに飽きてしまうでしょうからたまには他の物に変えてもいいと思いますが、出来る限りパスタをメインにして過ごしていった方がいいでしょう。

現に私はそれで1ヶ月という短期間で70キロから67キロまで痩せて、今現在も順調に減量できていますから。

ちなみに私の場合は麺を200g程茹でてその上にレトルトのソースをかけて、さらにハンバーグなどを乗せて食べていたのですが安くてたくさん食べれるしコスパがめちゃくちゃ良いので節約にもなるしオススメです!

1日1食ダイエットはパスタをメインに毎日決まった時間にガッツリ食べるという習慣を付けましょう!

そしてもう一つ

1日1食ダイエットを完璧に遂行するために必要な事があります。

それは

出来る限り外出しないようにする

とにかくこのダイエット方法をやっている間は

家にいてのんびりと過ごしている方が良いです。

なぜなら

外出する事で人間は知らず知らずのうちに体力を使ってしまっているので余計に腹が減ります。そして、街中に出る事で様々な食に関しての誘惑に負けてしまう恐れもある。

自宅にいる事で絶対余計な食事をしなくて済むはずです。

外に出て誰かと接すれば必ず最低限の気は遣ってしまうし、何か行動を起こせばそれはそれで少なからず労力を使ってしまいます。

全てを終えて家に帰る頃には疲れてしまっている。そして、その疲れを補おうと食欲が増すのです。

これは決してあなたの意思では無く本能的な問題で人間の身体がそのようにできているので抑制するのは困難なのです。

疲労した分はエネルギーを摂取してカバーしようという欲が必ず沸くため、それを我慢するのは非常に難しい。

だからこそ

1日1食ダイエットは余計な食欲を起こさせないように無駄な外出は控え、家でのんびり過ごしている事に意味があるダイエット方法なのです。

もちろん

ニートでもない限り、ほとんどの人が毎日家にいて過ごすなんて事は絶対にありえません。皆少なからず生活のために仕事へ行きます。

なので

このダイエット方法は休日に行うのです。毎日繰り返さなくても全然問題ありません。普段は通常通り糖質制限ダイエットなどをして、休日は家でのんびり過ごすと決めたらこの1日1食ダイエットを行えばいいのです。

このやり方でも確実にあなたは痩せていきます。

無理せずマイペースに出来るというところが1日1食ダイエットの良いところなのですから。

まとめ

1日1食ダイエットを夜だけ行ってもなぜ痩せられないのか?

人間が活動を休止して消費エネルギーを抑えるための副交感神経が優位になり腸の消化活動も落ち着いてしまう夜間に食事する事は脂肪の蓄積の原因となってしまうからである。

1食はどのようにして取るべきなのか?

  1. 正午きっかりなど毎日決まった時間にパスタなどのGI値が低い食事を多めに取るようにして、その後は水以外一切口にしないで過ごす。
  2. 余計にエネルギーを消費して食欲を起こさせないようにするために無駄な外出は控える。

いかがでしたか?

これまでお伝えした内容が1日1食ダイエットに関しての正しい知識です。

私はこのやり方で結果を出しているので絶対に間違いありません。

是非参考にしてください!

それでは!

健闘をお祈りします!