
ケラスターゼは設立してから60年以上の歴史を誇る世界的に有名なヘアケアブランドだ。
使った事がなくても【名前はなんとなく聞いた事がある】という人も多いだろう。
なぜなら
ケラスターゼは海外セレブや日本のタレントにも愛用者が多い。名前くらいは嫌でも耳にする。
今回紹介するユイルスブリムという洗い流さないトリートメントオイルは
数あるケラスターゼのラインナップの中でも世界一売り上げが高いそうだ。
しかし
【前々から気になってはいたが本当に良い物なのか?】
【値段が値段なだけに購入してみてあまり効き目が無かったらショック…】
というように不安を持っている方もいると思う。
私は現役の美容師としてその不安な点を少しでも解消してもらいたいと思い
ユイルスブリムはタイプが2種類存在するが、今回私が勤めている美容院で
どちらも実際にお客様に使用して仕上がりの手触りや質感、香りなどを検証してみた。
結論から先に言ってしまうと、どちらもすごく良かったのだがお好みによって使い分ける必要があるので詳しく解説していきたいと思います。
目次
KERASTASE ケラスターゼ HU ユイルスブリム 100ml
【メーカー認証正規販売店】≪NEW≫KERASTASE ケラスターゼ HU ユイルスブリム 100ml 【オフィシャルパートナー】 商品記号:3474636613908 4,180円
このオイルの特徴

【ユイルコンプレックス】という髪の毛にしなやかさと艶を与えるためのオイルを豊富に含んだ処方がされている。
手触りや指通りの良い髪の毛を再現するためにケラスターゼが独自に取り入れたテクノロジーの総称。
- アルガンオイル(なめらかさ)
- カメリアオイル(ツヤ・潤い)
- マイズオイル(やわらかさ)
- パラカシーオイル(ハリ・コシ感)
- マルラオイル(潤い)
これらが豊富に含まれている事により【バランスの良いしなやかで艶めく髪】へ導くそうだ。
これは私がケラスターゼ開発元のロレアルのアドバイザーの方から直接聞いた話だが
ケラスターゼのオイルは数多く存在するため、【何を買ったら良いのかが正直よくわからない】という方もたくさんいる。
そんな方のために一番使いやすい入門編のオイルとしてこのユイルスブリムを開発したという経緯があるという。
ネット上の口コミ
*好きなシリーズで、永く愛用しています。髪の状態や季節で使い分けています。セットした最後の仕上げに使っています。オイルなのにベタつかず、艶が出て、一日中効果が持続し、とても気に入っています。一本がかなり長持ちします。
*ユイルスブリムは私たち家族のお気に入りです。私の髪は弾力がないのでべたつかないこれがピッタリです。この香りも好きです。
*5,6年使ってます。つやがでてきて、柔らかくなってる感じがします。
引用元:Rakutenみんなのレビュー
このユイルスブリムはケラスターゼシリーズの中でもネット上のクチコミの評価が最も高いと称されているようだが、私も実際に楽天もレビューを確認したところ、どれをピックアップしようか迷ったくらいに良い口コミだらけだった。
そしてこれは仕上がりの質感としてとにかく艶が出るとの事。
私も実際にユイルスブリムをお客様に使用して検証してみたいと思います。
実際に使用してみた

今回はカット+カラーリングの施術に来たこちらのお客様にユイルスブリムを使用してみたいと思います。
地毛のうねりとカラーリングを繰り返し行ったダメージによるパサつきが気になる状態。
実際にカラーリングまで行って仕上がりの写真を後ほど見せますが
ユイルスブリムを塗布して乾かす前に、これの実物の写真をお見せします。

現物は重量感のある金色の瓶だ。
なぜ、プラスチックのボトルでは無く瓶なのかというと
高級感を演出するためらしい。

実際に手の平に出してみるとわかるが
ココナッツのようなすっげ〜甘い香りがします。
甘い香りが好きな人にはたまらないと思うが、
さっぱりした香りとか爽やかな香りが好きな人には少しキツいかもしれない…。
肝心のこれを使用して乾かした仕上がりは
↓↓↓↓

実に艶やか。
これ、ユイルスブリムつけて乾かしただけです。

カラーリングしてブラウン系にトーンを落ち着かせたからというのもあるが、それだけではこんなにまとまらない。
枝毛やパサつきを抑えて艶を出すためには、オイルトリートメントの性能が良くないと正直言って難しい。
ユイルスブリムは口コミの通り誰が使っても艶が出るという事が良くわかった。
私も実際に使用してみて感じたのだが
一回の使用量は髪の長さが胸下のロングでも1プッシュで充分だ。それ以上付けるとベタつく恐れがあるので気を付けた方が良い。
それ程このユイルスブリムは髪をまとめる力が強い。
KERASTASE ケラスターゼ HU ユイルスブリム ティーインペリアル 100ml
【メーカー認証正規販売店】≪NEW≫KERASTASE ケラスターゼ HU ユイルスブリム ティーインペリアル 100ml 【オフィシャルパートナー】 商品記号:3474636624799 4,180円
このオイルの特徴

前述したユイルスブリムと同じようにユイルコンプレックスというテクノロジーが組み込まれている他、このティーインペリアルには
ホワイトティーエキスという保湿成分が配合されている。
これはカラーヘアでバサついてしまった髪にしっとりとしたしなやかさと艶めきを与えてくれる効果があるそうだ。
ちなみに冒頭でケラスターゼは海外セレブや日本のタレントにファンが多いと述べたが
このティーインペリアルに関しては安室奈美恵さんやローラさんが愛用していると言われている。
ネット上の口コミ
*とっても良い香りでお気に入りです!お風呂上がりのドライヤー前に必ずつけていました!今は違う種類のケラスターゼを使っているのでこれではないですが、これも大好きです!これをつけてドライヤーをするとサラッサラになり、匂いも良いので仕上がりが完璧です^_^!!!
*かなり前に購入していたもので今さら開封してみました。昨年夏からMILBONのエルジューダサントリートメントを使ってましたが、特に紫外線も強くないのでこちらに切り替えました(*^^*)ダマスクローズの高級感溢れる香り。美容師さんからはダメージヘア補修にユイルスブリムシリーズをおすすめされることも多いですよね。重めのテクスチャーですが、伸びが軽やか。サラサラになり、潤いを残してくれます。そしてパッケージがとっても綺麗★ヘアトリートメントは、季節によって使いわけた方が良さそうです!
引用元:@Cosme
@Cosmeなどのレビューサイトを色々と確認していたが、このティーインペリアルに関しては使用時の手触りなどもそうだが、とにかく香りが良いという事で高い評価を得ているそうだ。
私も以前に日本ロレアルの方から【ティーインペリアルはシャネルの香水と同じ香り】という話を聞かされてはいたが、それに関しても実際に検証してみた様子をお伝えしていきたいと思います。
実際に使用してみた

カラーリングのメニューで御来店されたこちらのお客様に使用してみたいと思います。
繰り返しのアルカリカラーの施術で髪のバサつきが非常に気になる。毛髪表面のキューティクルが剥離してしまっている証拠だ。
果たしてどの程度バサつきを抑えて艶を出す事ができるのだろうか。
試してみます。
今回も仕上がりの写真の前に、実物のティーインペリアルをお見せします。

先程紹介したユイルスブリムと同じように容器は重量感のある瓶だ。
高級感があるが、落としたら割れてしまうのでそこだけは気を付けたい。

そしてこれも実際に手に取ってみるとわかるが
手のひらに出した瞬間にオイルの香りが漂ってくる。@Cosmeの口コミではダマスクローズみたいな香りと言っている方もいるが、
私はこのティーインペリアルに関してはシャネルのココマドモアゼルの香りと表現した方が近いと思う。
そして仕上がりの写真
↓↓↓↓

カラーリング後はティーインペリアルを付けて乾かしただけだが
来店時と比べて毛先にかなりまとまりが出た。
ちょっと拡大した物をお見せします。

だいぶなめらかな質感で表面にもかなりの艶が出ている。
手触りの感じを一言で言うなら、とにかくしっとりしています。
やはりカラーリングした髪を綺麗に仕上げる事に特化しているのは本当のようだ。
ちなみに、この時もシャネルの香りはずっと漂っていました。
ユイルスブリムもティーインペリアルもそうだが
爽やかでさっぱりとした香りが好きな人は使用を控えた方が良い。
このシリーズはどちらかと言うと香りは強めなので、慣れてしまえば気にならないとは思うが最初は少し抵抗があるかもしれない。
結論
ユイルスブリムもティーインペリアルも使用後の質感はどちらも髪の毛にまとまりや艶を与えてくれて綺麗に仕上がる。
ただカラーリング施術を頻繁に繰り返した髪の毛にはどちらかというとティーインペリアルの方が向いている感じがする。
しかし
この二つのトリートメントオイルとしての効果は本当に微々たる差なので
使用してみて一番違いがはっきりとわかるのは
香りだと思ってもらって良い。
ココナッツのような甘い香りかシャネルの香水のような高級感のある香りのどちらか好みの方を選ぶ感覚で問題無いだろう。
いかがでしたか?
私も両者を実際に使用してお客様に感想を聞いたりしてみたのだが
正直言って反応が良かったのはどちらかというとティーインペリアルの方だった。
両者の1番の違いは香りだと話したが、ユイルスブリムの甘いココナッツの香りの方は好き嫌いが分かれるのかもしれない。
というわけで、今日私がご説明した内容を参考に好みの物を選んで頂けたら幸いです!
それではこの辺で失礼します!