美容師アシスタント

給料の安い美容師アシスタント時代に私がやっていた3つの節約術。

美容師アシスタントの給料は

クソ安い

これは店によってもそのアシスタントの技術レベルによっても多少差は出るが

おそらく相場は手取り15万くらいじゃないかと思う。(私は大体14万くらいだったが)

こんな安い給与では

一般人と同じような生活をしていたら、あっという間に底が尽きてしまう。

そうならないようにするために

どうしても生活水準を下げる必要があるのだが

しかし

金が無いなら無いなりに良い暮らしをしたいと思うのが人間だ。

そこで

あなたと同じ辛いアシスタント時代を経験し、20歳から25歳までの約5年間貧乏暮らしを続けてきた私がやってきた節約術を解説していこうと思います。

どうやって節約していたのか?

限られた少ない給料の中でやり繰りするのは一見不可能に思えるが

若さゆえの豊富な体力があれば意外に何とかなる。

私が実践していた事は主に以下の3つだ。

家賃が5万以下の所へ住む。

毎月の給与の中で絶対にコントロールできないもの

それは

家賃だ

他の生活費はある程度自分の意思で操作できるかもしれないが、これだけは毎月一定額引かれてしまう。

つまり

あなたのなけなしの給与の中で生活を少しでも豊かにするためには

この家賃を極力抑えなければいけない。

私は最初に入社したサロンが埼玉県のとある田舎にあって、その近辺は家賃相場がとても安く

家賃75000円で新築の綺麗なアパートに住めたのだが

当時の私の手取りは13.5万。

この額から毎月75000円を差し引いて残りの60000円だけで生活するのは

正直、めちゃくちゃキツかった。

まぁ他に訳あってその店は入社して一年半くらいで辞めてしまったのだが

次に入社したサロンで働く時には家賃45000円の物件に引っ越した。

75000円→45000円

毎月3万円も減額できると

さすがに楽になった。

東京都内でも家賃5万以下で住める物件は探せば全然ある。(築年数はさすがに古いが)

貧困に悩む美容師アシスタントよ

まずはこの家賃を極力抑えるのだ

でなければ

毎月の出費を減らすには限度が出てきてしまう。

とにかく毎日自炊をする。

毎日コンビニ弁当を買ってメシを食っていたら

資金はすぐ底が尽きてしまう。

美容師アシスタントは体が資本だ。

キツいサロンワークに耐え抜くには

取るべき食事はしっかり取らなければいけない。

毎日空腹で過ごしてはそのうち体を壊す。

そのためには

とにかく毎日自炊をするのだ。

自炊なんて言っても別に手間がかかる料理を作る必要なんてない。

米をたくさん炊いて、小分けにして冷凍庫に入れて保管しておくだけだ。

おかずは納豆や卵をたくさんぶっかけて食べるとか

スーパーで安売りしているもやしなどを適当に炒めて食べるとかでもいいだろう。

他にはパスタ麺を買って茹でてレトルトのミートソースなどをかけて食うのも有りだろう。

これらの方法は安く大量に食べることができて、なかなか節約できる。

私が良くやっていた方法だ。

他には

帰り際、スタイリストの先輩の前でさりげなく

【腹が減ったなぁ〜】と呟いてみるのも一つの戦法だ。

これは自分が仲良くしている世話好きの先輩にのみ有効な手段だが

上手くいけば同情を誘いメシを奢ってくれる可能性がある。

私はタイミングを見計らい、【金が無い貧乏アシスタントっぷり】をアピールしてメシを奢ってもらう戦法をよく使っていた。

そのまま上手いことラーメン屋にでも連れて行ってもらえれば、もうこっちのものだ。

豚骨チャーシュー麺の大盛りに餃子セットなど好きなものをたらふく食べるが良い。

アシスタントの部下を連れて行ってワリカンをさせるカスみたいなスタイリストはさすがにいないはずだ。

私服は全て古着を買う。

金の無い美容師アシスタントと言えど

身だしなみには十分気を使うように注意される事も多々あるはずだ。

それはもちろんごもっともな意見なのだが、なんせアシスタントは金が無い。服だって好きな物を無計画に買い込んでいたら、一気に生活費が無くなってしまう。

しかもサロンワークで着る服なんてカラー剤が飛び散ったり掃除をしたりしてるうちにどうせ汚れてしまう。

古着で十分だろう。高くてもユニクロやGU、無印くらいでちょうどいい。

私の経験上、ファッションビルや百貨店にテナントとして入っているような高級感のあるサロンでは

【ジーパンは禁止】

【Tシャツや襟の無いラフな格好は避ける事】

【古着は汚いらしいので着てくるな】

など、やたらこだわりを押しつけてくる上司がいるが

正直、そのアシスタントが何を着ていようと古着かどうかなんてわかりゃしない。

要はあなたの着こなし方のセンスの問題だ。

全身ハイブランドで統一しても着こなしがダサくて格好悪い奴がいるのと同じ。

私はアシスタント時代から長らく東京に住んでいるのだが、服代も極力節約するため

下北沢や原宿、渋谷など古着屋が多い街をくまなく探して回り、安い服を探していた。

1000円くらいでも探せば良い服は買えるはずだ。

まとめ。

貧乏アシスタント時代に私がやっていた節約術とは?

  1. 家賃が5万円以下の物件に住む。
  2. とにかく毎日自炊する。時にはタイミングを見計らい、先輩から同情を誘うようにご飯へ連れて行ってもらう。
  3. 服は全部古着を買って安いコーディネートを考える。

いかがでしたか?

何でも安く抑えるためには

とにかく知恵を振り絞る事だ。

今現在美容師アシスタントライフを日々懸命に生きている子も

これから新卒生としてアシスタントデビューする子も

今日話した内容が少しでも参考になってくれたら嬉しく思います。

スタイリストになってまともな給与をもらえるようになるまで、頑張りましょう!

それでは☆