
美容師という職種に興味があっても
【私は不器用だからなれないかもしれないな…】なんて考えて諦めようとしていないだろうか?
結論から先に言おう。
全く関係無いから大丈夫だ。
現在の美容業界で大活躍している美容師さんでも不器用極まりない人はたくさんいる。それは既に実証されているから安心していい。
私も美容業界学生時代から超が付くほどの不器用な人間だったが
約11年間も美容師を続けられている。
カットもカラーもパーマも全て問題無くこなせるようになった。
なぜ、不器用でも美容師になるのに問題が無いのか詳しく解説していきましょう。
なぜ不器用でも問題無いのか?
練習量を増やせばカバーできる

手先が不器用で美容師としてやっていけるかどうかについて【問題無い】という回答は
器用な人よりも練習量を増やせばカバーできてしまう。だから問題無いという意味だ。
もちろん、その努力すらも面倒くさいと言って怠ってしまうなら論外だが
美容師に限らず技術職というものはできるようになるまでのスピードに差はあるものの、継続していればいつかは必ずできるようになる。
だから途中で諦めたりしなければ大丈夫だ。
それに
技術職はその中でさらに得意不得意も分かれるため仮にあなたが不器用だったとしても
必ずしもスタイリストに上がるまで時間がめちゃくちゃかかるかと言われたら別にそんな事はない。
例えば
【シャンプーの試験に受かるまでの期間が平均1ヶ月だったとしてあなたは2ヶ月かかってしまったとする。】
しかし
【あなたは次のカラーリングの試験を1ヶ月でクリアし、他の人は2ヶ月近くかかってしまった。】
このように挑戦しているジャンルによっても差が生じる事は多々あるため、美容師になる前から『自分は不器用だから無理かもしれない』というふうに諦めてしまう必要はない。
スタイリストになるまで成長している美容師は人それぞれ差があるにしても少なからず皆努力をしてきたからスタイリストになれたのだ。
努力に勝る天才は無し。
立派な美容師になれるかどうかは才能でも何でもなくあなたの努力次第だという事だ。
器用≠センスが良い

あなたが不器用だったとしても
それは美容に対してセンスが無いという事では全くない。
器用か不器用の差は単純に基本的な技術を習得するまでのスピードが早いか遅いかの違いだ。
スタイリストになって上手いか下手かにはリンクしないから安心していい。
目の前のお客様に素敵なヘアスタイルを提供できるかどうかと言うのは
あなたが今後いかにレベルの高い技術や最先端を勉強していく姿勢を維持できるか否かに関わってくる。
要するに向上心だ。
器用な人でもそれが保てなければ当然成長は止まってしまう。
【器用≠センスが良い】という事である。
売れっ子になるためには技術はあまり関係無い

スタイリストとしてたくさんの指名客を付けて売り上げを作るために1番大事な事は
【技術だ】
と言われていたのも20年くらい前の話であって
今は【人間性】が売れるためには1番重要視されている。
当たり前だがこれは器用不器用の問題じゃない。
単純に
あなたという美容師に価値があるかないか
それをお客様はあなたの人柄を見て判断している。
技術の差なんて素人のお客様から見たらよっぽど下手くそでも無い限り到底わからない。
グラデーションの幅が左右で1〜2センチ違うとか、カットラインがコームでビシッと引き出した時に綺麗につながっているかどうかとか
そんなん正直どうでもいい。
私の知人の美容師でも技術に関してはなかなかの下手さを誇るポンコツ美容師はたくさんいるが
それでも指名客を山ほど付けている人気者だってもちろんいる。
それは何がそうさせているかというと
人間性に他ならない。
その人の
- 立ち振る舞い
- 人柄の良さ
- 気遣いの良さ
- トーク力
- 会話の引き出し
- 空気を読む力
- 他人の気持ちを敏感に察する能力
他にも例を挙げようと思うとキリが無いくらい出てくるのだが
とにかくお客様はあなたの人間性を買って指名してくる時代なのである。
あなたが将来美容師として売れるか売れないかは技術の上手い下手ではなく
こうゆう内面的な部分で人として成長しているかどうかが重要なのだ。
まとめ
手先が不器用な人でも立派な美容師になれる理由
- 器用か不器用かは単純に基本的な事が身につくまでのスピードが早いか遅いかの違いであり、それは練習量でカバーできる問題である。
- 手先が器用だからセンスが良いわけではない。絶えずレベルの高い技術や最先端を勉強していく向上心があるかどうかが影響してくる。
- 今時技術が上手いかどうかなんて人気者の美容師になるためにはあまり関係が無い。一番大事なのは人間性である。
いかがでしたか?
今日の記事が不器用な人にとって少しでも参考になるような内容であってもらえたら良いですが
最後に一つだけ言っておきたい。不器用でも関係なく立派な美容師にはなれると前述したが、新宿池袋エリアのサロンはできるだけ避けた方が良い。なぜなら、人の入れ替わりが激しい環境だからだ。詳しくは下記のリンクを合わせて読んでみてほしい。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
またお会いしましょう!それでは!