美容師への疑問

美容師に街中で声をかけられた!一体何を基準に選んでいるのか?

【美容師に街中で声をかけられた経験がある。】

こんな人は多いと思う。

特に東京では原宿や表参道、渋谷など繁華街で多いはずだ。

これはカットモデルやカラーモデルなど、若手の美容師が自身のトレーニングのためにやっているモデルハントという行為である。

声を掛けられた女性によっては

無視してしまう人や軽くあしらう人、親身になって話を聞いてあげる人など対応の仕方は様々だと思うが、

【奴らは一体なぜ私に声を掛けたのか?】

これは誰しもが気になった事だろう。

私も11年間美容師をやってきているが、最初の4年間はアシスタントだったため

道行く知らない女性に声を掛けまくってモデルハントをしまくっていた時期はもちろんある。当時は今みたくSNSやスマホのアプリで気軽に募集できる時代では無かったから正直しんどかった…。

そんな経験が山ほどある私が

このモデルハントで女性に声をかける基準について詳しく解説していこうと思います。

美容師が声をかける基準とは?

大体は先程も説明したように、練習モデルを探すためにやっているわけだが撮影モデルを探したりする目的でもやっている事がある

ざっくりと分けると以下の三つだ。

そろそろ美容院に行く頃合いっぽい人

トレーニングモデルを探している美容師はそれぞれ今の自分の課題に適した髪の状態の人を血眼になって探しているのだ。これはカットモデルでもカラーモデルでも共通して当てはまる事だが、狙い目としては【そろそろ美容院に行く必要がありそうな人】である。

カットモデルを探している人の場合

カットモデルはショート、ミディアム、ロングなど長さ別に探している場合がほとんどだが、とりあえず髪の毛をバッチリ綺麗にしてあっていかにも毎月コンスタントに行きつけの美容院に通っていそうな女性には声を掛けないのが鉄則だ。どちらかと言うと髪がボサボサと伸び切っていて無料でカットをすると言うと喜びそうな人を狙って声を掛けるパターンが多いだろう。

カラーモデルを探している人の場合

これもカットモデルの時と同じ様に髪の毛が根元から毛先まで綺麗にカラーリングしてあっていかにも美意識高めに見える女性には声を掛けない。そんな人は大抵毎月行きつけの美容院というのが決まっているのだから声を掛けるだけ労力の無駄だ。美容院でちゃんとカラーリングをしてもらおうと思うと店によって値段は様々だが大体は1万円近く取られる。ケチで中々美容院に足を運ばない根元が伸びまくってプリンになっている髪がボサボサな美意識の低い女性が狙い目だろう。

若い人

モデルハントは基本的に20代後半の女性を捕まえるのは難しい。

彼女たちは社会人としてある程度の実績を出してきて収入もそれなりにあり大人の女性としてのステータスを大事にしている。

アシスタント美容師の練習モデルとして髪の毛をやってもらうようになってしまったら自分のステータスは一気に下がるだろう。

つまり、【カットモデルをやりませんか?】というような声掛けはまずスルーされる。これは目に見えてわかっているので美容師側もアラサー世代はモデルハントの対象にはしない。

一番練習モデルとして来てくれる確率が高いのはやはり大学生だ。高校生だと頭髪検査やご家庭の門限などある程度の制限があるため

身だしなみの自由度やスケジュールの可動域など全てにおいて融通が効く女子大生は一番練習モデルとして役に立ってくれる。

ルックスが良い人

モデルハントをするにあたって、ルックスの良い人を捕まえてこれると美容師側に色々とメリットがある。

特に、細くて顔が可愛い人なんかは最高だ。

そうゆうモデルさんはカットやカラー以外にもSNS投稿用のスタイル画像やヘアカタログの撮影などで堂々と正面の写真をアップする事でその美容師のブランディング活動に大いに役に立ってくれる。

単純に技術の練習台となってくれる女性を探すときはブスでも全然問題無いが

撮影をして作品として残しておきたい場合には見た目の良いモデルさんを選定するに越した事はないだろう。

まとめ

美容師が街中で女性に声をかける基準とは?

  1. 髪がボサボサで美意識が低そうな女性は大抵行きつけの美容院なんか無いので、安い練習モデルにはもってこいである。
  2. アラサー女性は自身のステータスを大事にしているため、練習モデルとしてはまず来てくれない。身だしなみも時間も自由に調整が効く女子大生が世代的には一番狙い目である。
  3. 細くて可愛い子は撮影モデルとしても役に立ってくれるため、ルックスが良い子を選ぶに越した事はない。

モデルハントは決して誰でもいいわけではない。

ちゃんとその美容師の中で基準を決めているのだ。

たまにモデルハントと称してナンパをしてるだけの奴もいるが、そうゆう美容師はただのカスなのであまり相手にしないようにしてもらいたい。なんせ美容師はホームラン級のバカでもなれる職業だ。バカさの度合いは下記のリンクにも書いたので、良かったら合わせて読んでもらいたい。

https://hairmakesoichiro.com/beautician-stupid/

今回の記事、参考になっただろうか?

というわけで、今日はこの辺で!!

またお会いしましょう!それでは☆