
美容院に来たお客様の中には
【今日は髪の毛がボサボサの状態で来てしまってすみません】
という風にあらかじめ一言詫びてくる方が結構いるのですが
正直全然問題ありません。
だってあなたはこれから綺麗になるのですから。そのために美容院に来ているのでしょう。
しかし
これは美容師側の本音ですが
本当に迷惑な人は確かにいらっしゃいます。
それはどのような人なのか
お客様には決して口にしない美容師の本音を今ここで暴露したいと思います。
失礼なパターンとは?
普通に考えたらまずありえない例であって一般常識を心得ている人ならわかるはずだが、世の中そんな人ばかりでは無い。通常の美容院よりも、どちらかというと薄利多売の安売り店に来る低俗な女性客の話になるが、失礼なパターンの代表例を3つ挙げていきます。
ゴリゴリに髪を巻いている

美容院に来店された際にまず最初にする事はカウンセリングですよね?
お客様の現在の髪の状況を確認し、どのような髪型にしていくかを相談しながら決めていきます。新規のお客様なんかはこの工程が特に重要ですね。
そんな中で、もし出勤前のキャバ嬢みたいにゴリゴリに髪を巻いてきたお客様がいたとしたら
非常にやりづらいです。
なぜなら
【現状の髪のシルエットがわかりづらい】
これはカウンセリングをするにあたって現在の髪型の状態をきちんと確認する事ができないため、美容師側も非常に困ります。
カットとカラーでご来店されたお客様に関しては状況次第でカラーから始める必要がある場合も出てくる。そうなると一度シャンプーをして巻きを取り、乾かさなければいけない→時間もかかる。
正直、迷惑です。
美容院では仕上げの際にちゃんとコテを巻いてくれるのですから、それまでは美容師への思いやりを持って何もせずに来店しましょう。
スタイリング剤をベタベタに付けている

ワックスやオイル、ひどい場合にはハードスプレーをガンガンに吹っかけてから来店されるお客様。
こんな状態で来られてはクシを通して髪を梳かそうとしても引っかかってしまいすぐに施術を始められるわけがない。これも先程の話と同様に一度洗って乾かす必要性が出てくる。
ゴリゴリに髪を巻いてきたお客様と同じくらい厄介なパターンだ。
1日以上頭を洗っていない

美容院でシャンプーをしてもらえるからという理由で、前日から頭を洗ってこないお客様もいますが
これは本当に最悪なパターンだ。
丸一日時間が経てば人は誰だって頭皮から皮脂が分泌され続けているので多少なりともギトギトしていて臭い。
夏場なんかは特にそうだが、元々汗っかきの人なんかはやはり臭くてたまらない。
髪をとかしてから施術しようとするとクシに頭皮の脂が付着するので気持ち悪い。しかもこれがお湯で洗っても意外と残ってしまうので厄介。衛生上の問題から、アルコール消毒液などで除菌する必要がある。
【どうせ明日美容院でシャンプーしてもらえるから今日は頭洗わなくていいや】という発想で来店されているお客様へ一言。
あなたは完全にマナー違反です。
歯を磨かずに歯医者に行くのと同じくらい悪質ですよ?
改めてください。
まとめ
美容院に来る迷惑なお客様の代表例とは?
- ゴリゴリに髪を巻いている。
- スタイリング剤をたくさん付けていてベタベタ。
- 頭を1日以上洗っていない。
いかがでしたか?
美容院に行く前にゴシゴシ髪をしっかり洗って綺麗に整えてから行く必要はありません。自然な状態で、そのまま来てくれれば良いのです。
今回お話した事のように人として最低限のマナーを持って来店する事は絶対に忘れないようにしましょう。
美容師も接客業と言えどあくまで人間です。
不快なお客様の施術はしたくないと考えています。
今日のお話は以上です!参考になりましたか?
またお会いしましょう!それでは⭐︎