
こんにちは!
フリーランス美容師のそーいちろーです!
この記事のタイトルに興味を持って見てくれているのはおそらく美容学生の方が多いでしょうか?
そうじゃない方も、とりあえずありがとうございます。
美容に対して高い向上心と志しをお持ちのみなさんは
『美容学校に通いながら美容院でバイトしたら効率良く成長できるんじゃないか?!』と
考えた事もあるのではないでしょうか。
わかりますよ。
美容学生の段階から美容院で即使える本格的な技術を学ぶことができる。クラスメイトよりも一歩進んだ技術や知識を身に付けて、ドヤ顔で『今美容院でバイトしてるんだよね〜』と自慢できるかもしれない。それにお金までもらえちゃう。
メリットだらけやん😍❣️
実は私も美容学生の時は同じ考えを持っていて一度美容院にバイトの面接に行った事がありました。
しかし結局働かなかったです。
その当時は不採用と言われたわけでもなく、面接してる側も『働きたいなら来てみれば〜?』くらいの感じだったのですが、私の方もやっぱり働かなくても別にいいかな!と思ってしまったので断ってしまいました。
あれから10年以上たった今になって思い返してみると
本当に働かなくて良かった。
なぜかと言うと
美容学生のうちから半端に美容院でバイトをする事によって重大なデメリットがあったからなのです。
気になりますよね?
私は現役美容師でみなさんより歳もキャリアも重ねた先輩。その辺を今日は詳しく解説していきます!
目次
先輩にとって扱いづらい存在になる可能性がある

『なんで?即戦力じゃん』と思いますよね?
もしあなたが美容学生の段階からバイトとして働いている美容院にそのまま就職するのであれば、
その美容院のサロンワークの流れを把握している。あなたの人柄もよく理解されている。技術カリキュラムも引き続き進行でき、他の新卒生よりも遥かに先に上の立場に上がる事ができる。
というメリットがあります。
確かにその通り即戦力となり早い段階からお店に貢献する事ができるでしょう。
問題なのはバイト先とは別の美容院に就職した時

しかし、あなたが就職先のサロンを全く別の店を選んでしまった場合
あなたは他の新卒生と同じくまたゼロからのスタートです。
お店によって営業中のフロアの回し方や技術のノウハウ、カリキュラムや教育方針など全て違います。
あなたは今までアルバイトをしていた短時間の中で教わってきたこれまでの知識や技術を一度全て更地に戻して再度教わり直さなければいけない。割り切らなければならないのです。
もちろん、それをすんなりと受け入れられるのであれば特に問題は無いです。短期間のバイトだったとしてもちゃんとこれまでの経験が役に立ってくれるでしょう。
しかし、人間そんな素直に今までやってきた事をすんなりと捨てて切り替えられる人ばかりではありません。
どんなに若い子でもキャリアを積む事というのは少なからずプライドが芽生え始めてしまうのです。
例えば新しく入社したその店の先輩から『ヘアカラーはこうゆう手順で塗っていくんだよ』と教わったとしても、あなたは『いや、私の前の店のやり方はこれとは違かったからやりづらくて嫌です』と口答えしてしまうかもしれません。
すると、どうなるか?
正直、中身が空っぽで素直な新卒生が1番扱いやすい

先輩の立場からは『こいつは人の話を聞かねぇな。扱いづらい』と感じてしまい、あなたに対する教育や指導のやる気を徐々に欠いてしまう可能性もあり、そうなると必然的に今後自身がステップアップしていくペースもガタ落ちです。
1から10まで全てを1人でこなせるスタイリストという立場と違い、あなたはまだまだ未熟なアシスタント。それも美容学生です。
誰からも適切な指導を受けずにスタイリストになれますか?恐らく無理でしょう。美容師の技術はそんなに簡単なものではありません。独学でやるにはあまりにも無謀です。
私もかつてアシスタント時代に最初に入社したお店を辞めて、次の美容院に再就職しましたが、やはり今までの自分の教わってきたやり方と差異があり、非常にやりづらかったです。そんな事もあり中々上司の言う事に対して素直に聞けず、
結果、痛い目を見ましたよ。鮮明に覚えています。
ここまでの説明で、勘の良いあなたならもうお分かりでしょう。
中途半端に知識を持っている未熟な子よりも中身が空っぽの何色にも染まってない新卒生の方が素直で教えやすいのです。
美容院でのバイト経験が美容学生にとってプラスになるために必要なこと
常に素直でいるべき

若くて素直な子というのは物で例えるならスポンジです。教えた事をスーっと吸収して実践してくれます。
もちろん指導する側も下手な事を教えてはいけないし中途半端な質の低い教育をしようものなら、それは将来光り輝く可能性のあるダイヤモンドの原石を自ら破壊するような行為と同じです。指導する側も優秀な人材が求められるわけですが、
それ以上にあなたは今後サロンへ就職した際には上司からの指導にはしっかり耳を傾けて技術も知識もスポンジのごとく吸収しなければなりません。
自分の中に理論を持っている子は人の話を聞かない。ちょっと美容業をかじってたくらいの人なら他の新卒生にすぐに抜かされちゃうよ!
向上心を忘れない

技術職に1番求められるのはとにかく向上心です。
これは美容師に限った話ではなく、IT業界や飲食業でもスポーツでも全部に共通している内容ですが
向上心が無くなった瞬間に落ちぶれます、確実に。
美容業界ではかつてカリスマと謳われテレビにも出演、芸能人を担当するという輝かしい功績を収めた人でも
見る影もないくらいに落ちぶれてしまった美容師が腐るほどいます。
全盛期は青山の一等地でカット代金を7000円以上取っていた人間が、薄利多売の安売りチェーン店でひっそりと働いているなんて事はザラ。それは全て向上心の欠落が原因です。
技術職を生業とする以上は決して天狗になってはいけません。
美容業界は特に流行に左右されやすい。一時期成り上がったからといって油断して浮かれていたらあっという間に置いていかれてしまう厳しい世界です。
結局私が何を言いたいのかと言うと
美容院でバイトして得た知識や技術なんてのはこれから始まるあなたの美容人生の序章のほんの一部にしか過ぎません。とにかく毎日を真剣に考えながら少しずつでも成長できるよう有意義に過ごしてほしいという事です。
まとめ
美容院のバイト経験で中途半端に知識と技術を身につけた学生は改めて就職したサロンでは扱いづらい存在になる可能性がある。
若い世代に必要なのはとにかく素直さと向上心。
いかがでしたか?
美容学生が美容院でバイトする事のデメリットはざっとまとめるとそうゆう事ですね!
今はまだピンと来ないかもしれない。
『このそーいちろーってやつ、何を言ってんだか。アホらし。』と思う人もきっといるでしょう。
私が今回の記事で話したことはあなたがこれから歳を重ねてスタイリストになり、部下を教育する立場になって初めて理解できる内容かもしれません。
とにかく
今回の記事があなたにとってほんの少しでも参考になる情報となってくれたら幸いです!
またお会いしましょう!それでは☆
