
冬場になると急にフケが発生して同時に痒みが止まらなくなる女性は多いかと思います。
そうなってくると季節限定とはいえ、とても辛いですよね💦
フケは通常2種類あって、脂性のフケと乾燥が原因で発生する乾性のフケがあるのですが
前者はフケ原因菌と呼ばれるカビの一種が頭皮に住みついて、その人の頭皮から分泌される皮脂を好物として繁殖してしまうのですが
後者の冬場に乾燥して発生するフケは原因が全く異なります。
あなたの元々が乾燥しやすい肌質が気温の低下と共にさらに乾燥し、頭皮の角質を剥がしてしまう。これが乾性のフケの正体です。
脂性のフケと発生する原因が異なる以上は対策方法も当然変えなければいけないのですが
その対策法とは実にシンプルで
それは
普段使っているシャンプーを変える事です。そうすれば必ず改善へ向かう事ができます!
乾性のフケ、痒みに対応できる物を使用するのです。
なぜ、シャンプーを変える必要性があるのか?
今日はそこについて詳しく解説していきたいと思います。
目次
なぜシャンプーを替える必要があるのか?

市販されているシャンプーの大半はラウレス硫酸Naという高級アルコール系界面活性剤という洗浄成分が使用されています。
これは泡立ちが良くて洗浄力が高く市場に最も多く流通しているシャンプー剤で、爽快な洗い心地が人気の理由です。先程説明した皮脂の分泌量が多い脂性のフケが出る方には最適なのですが
あなたのように敏感肌で乾性のフケや痒みで悩んでいる方には向いていません。
なぜなら
刺激が強すぎるからです。強い洗浄力だからこそあなたの頭皮の角質の剥離に拍車をかけてしまい、フケや痒みをより多く発生させる原因となります。
普段お家で使っているシャンプーの裏面を見てみてください。
きっと内容成分表にラウレス硫酸Naと書いてあるのではないでしょうか?
該当した方はすぐにそのシャンプーの使用を控えましょう。
このまま使用し続けていても冬場の間は頭皮トラブルの悩みが解消される事はありません。
では実際どのようなシャンプーを使用するべきなのか?
乾性のフケや痒みを抑えるためには敏感肌に合う低刺激な物を使用するべきなのですが
以下のような2つの条件を満たしている物が望ましいでしょう。
- ラウレス硫酸Naのような高級アルコール系の洗浄成分ではなく、ココイルメチルタウリンNaなどのアミノ酸系の洗浄成分が配合されている。
- 乾燥による頭皮の荒れを防ぐために保湿の役割を担う成分を配合している。
これらを詳しく説明すると
①アミノ酸系シャンプーを使用するメリットとは?

高級アルコール系の洗浄成分と違ってアミノ酸系は敏感肌の人やダメージ毛の人など繊細に扱わなければいけない場合に対応すべくシャンプー中の刺激がとても少なくなるように設計されています。洗浄力や泡立ちの良さは当然高級アルコール系と比べると若干劣りますが、その分頭皮の角質を剥がしてしまわないから使用後にフケや痒みが出にくいというメリットがあるので、是非ともこちらを使用するべきでしょう。
②頭皮の保湿をしてくれる成分の必要性

アミノ酸系シャンプーは高級アルコール系で洗うよりかはもちろん頭皮は乾燥しにくいですが、それに加えて頭皮環境が今より悪化しないようにヒアルロン酸などの保湿の効果が含まれている物を使用してあげた方がもっと状態は改善します。ただ単純にアミノ酸系のシャンプーを使用するだけではなく、それに加えて頭皮環境を整えてくれるような効果のあるものが良いという事です。
まとめ
これまで説明した内容を簡単にまとめると
乾燥が原因で発生する乾性のフケの対策方法とは?
今使用しているシャンプーを刺激が少ない敏感肌の人に適した頭皮環境を整える効果のあるアミノ酸系の物に変えてあげる事。そうする事で、これ以上の悪化を防ぎ改善の方向に導く事ができます。
という事なのですが
正直一体何がそのシャンプーに該当するかがわからない。という方もたくさんいるでしょう。
美容師の意見としては資生堂から発売されているシャンプーは特に薄毛、抜け毛、白髪、フケ、乾燥など一般的によくある頭皮トラブルに着目して作られた物が多く、美容院に来店されるお客様の中でもそういった悩みを抱えている人に勧める事が多いです。私も実際の現場ではお客様の髪質や頭皮に合わせてシャンプーを使い分ける事が多いのですが、敏感肌のフケと痒みに悩まれている方には資生堂のシャンプーが一番最適だという事が分かったのでそれ以外のメーカーのシャンプーはあまり使わないようにしています。
という事で、いかがでしたか?
参考にしてみてください!
それでは⭐︎